両親の借金だけではない私が風俗で働いている理由｜新人インタビュー

両親が飲食店を経営しているんですけど、この不景気で売り上げが伸びるどころか借金が増えてしまって…。親は心配ないって言うんですけど、何か力になれないかと思って、アルバイトを掛け持ちしながら家にお金を入れてました。それでも、アルバイトだけでは限界があって、いざとなったら風俗で…と、求人誌を見ながら1年くらい悩んだ末に決心したんです。

求人誌を眺めながら、30歳以上でも大丈夫なんだろうか？ 雇ってもらえるところがあるんだろうか？ そんな心配ばかりしてました。

求人誌に乗っていた応募資格が、18歳～45歳って書いてあったのと、オーナーさんが女性だっていう安心感からです。

はい。決心した以上は、思い立ったら即行動だと思って問い合わせのメールをしました。すぐに連絡をもらって、その日のうちに面接を受けました。デビューしたのも面接を受けたその日です。

少しでも間が開いたら、絶対また悩んでしまうと思ったんです。

ハイもちろんです！ とてもしゃべりやすくて、すごく優しい紳士的な方で、「このお仕事をがんばっていけそう！」って思えたのも、そのお客様のおかげなんです。今でも定期的に会いに来てくださる大切なお客様です。

初めてお仕事をする時に、店長さんから「自分の彼氏に会うつもりで行っておいで」って言われて、今でもその気持ちを忘れないようにしています。それと、いつでもお客様に笑顔を届けられるように気をつけています。

20代の若いお客様から60代の父親世代のお客様まで幅広いです。

この仕事を始めて、私にはＳとＭが同居していることに気づいたんです。

ですね。プレイが始まって、お客様の雰囲気を感じ取れたら、自然に自分のキャラが変わっていると思います。性欲の強さもお客様の興奮度によって変化する気がするんですよね。

それはどうでしょう（笑）。でも、お客様に満足していただけると自分も嬉しくなっちゃうから、接客業は向いているのかもしれません。

初めての私でも、なんなくスッと入れたのは良いお店に恵まれたからだと、思います。経験者ではなくて、未経験の方ならなおさら、最初に面接にいくお店選びは重要だと思います。